認知症の母 その2

実家の母が今日からデイサービスを利用することになった

兄から聞いた話では、出かけるまでになんども持ち物を心配して
同じ質問の繰り返しだったようだ。

帰ってきてからどんなだった?ときいてもち~っとも覚えてなくて
だれと話をしたか、何をしたのか全然わからないらしい・・・

連絡ノートを読むと周りの人に挨拶をして、今日はここに泊めて
もらえるかたずねたそうだ・・・・・

びっくりということはこの間ショートステイで
泊ったことがすこしだけ頭の中にのこっていた!?ということかな?

今日は袋作りをしたそうだ。
母は和裁が得意(昔、若かりし頃に東京の三越デパートの和裁部?にいたらしい)
だったのでとてもきれいにできたそうだ。

楽しんで一日がすごせたならよかったわと思う

私はデイサービスを利用することは、
『一人で物事を処理することができなくなった老人を施設に預けて家族が
楽をするんだ!なんて冷たい家族なのだ・・・』

という罪悪感があったのだけれど、今は違う

幼稚園に子供を通わせる時の気持ちに少し似ている

家にいても誰も相手がいなくてつまらない一日を過ごすより、仲間と一緒に
できることをして有意義な一日にしてもらうための老後学校に通っているんだ!

そう思えるようになってとても気分が落ち着くことができた

かわいそうと思うのは間違いなんだな~

もしどなたかそう思っていらっしゃるかたがいたら、どうぞそんな苦しい思いは
捨てて下さいね。

決してマイナスではないのですから・・・ニコニコ





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