認知症の母 その③

2月21日は母の89歳の誕生日でした

ときどき電話をかけても
「うまく聞こえないから切ります」
ガチャッ!(プ~プ~プ~)

ということがあったのでもしかして今度もまた切られちゃうかなあと思いつつ電話をしてみました。

母 「はい○○です」
私 「私だよ!元気にしてる?今日はお誕生日だねハートおめでとう~ニコニコ
母 「ありがとう~おかげで長生きしてるよ。いくつになったかわからないけど・・・
陽弘(私の兄の名前)がおいしいものをたべさせてくれて、娘や息子たちが気にかけてくれて本当に子供というはありがたいものだね~
わたしはしあわせものだよおすまし

と応対してくれました。

良かった~今日はしっかり話ができるんだわとほっとしました。

そしてこの間の日曜日にチューリップをメインにアレンジして籠にいれたお花を持って会いにいってきました。

母は去年より足腰が弱くなってしまい、やっと歩ける感じでした。
お正月に、母は玄関で転んで頭から大量の血が出て病院に搬送されました。
何針か縫いましたがわりと早く治り、デイサービスも週2回から3回に増やしてもらい、元気にしているようでした。

歩く時、両手を持って「ハイゆっくりね。みぎ!ひだり!あんよは上手~♪黒」とリズムをとって笑顔でリードすると母の顔も満面の笑みで嬉しそうに歩きます。

目の前にいる人の魂を思うと軽くあしらってはいけないと思うようになってから、日々感謝できるようになりました。
こうして母との時間もとても貴重で、あとどれくらいこうしてこの世で一緒に時間をすごせるのだろうか・・・

また同居している義母に対しても以前とは比べ物にならないほど穏やかに接することが多くなってきています。
これもみんなレイキのおかげかもしれません。

おかあさん私を生んでくれて本当にありがとう。





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